岩崎研究室

AI処理と映像符号化でロケフリーな社会を実現

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AI・IoT技術の進展にともない、図1に示すように、現実世界をセンサーで捉えサイバー空間のコンピューティング能力によりAIを用いた学習による付加価値を加えてフィードバックするサイバーフィジカルシステムの高度化の開発が精力的に行われています。サイバーフィジカルシステムでは、莫大な映像データの伝送が必要となります。このため、ネットワークトラフィックの約80%以上が映像データといわれています。

本研究室では、フィジカル空間の映像データを可能な限り高解像度なままサイバー空間に効率的な伝送を実現するための莫大な演算量を持つ映像符号化規格のハードウェア化(図2参照)についての研究開発やフィジカル側での認識の高精度化の研究開発やサイバー空間からエッジへのフィードバック制御を低遅延で行うための低遅延伝送の研究開発を進めています。

 

図1 サイバーフィジカルシステム構成

 

図2 映像圧縮と演算量

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