一般的な質問

東京農工大学について簡単に教えてください

東京農工大学は、東京都にある農学部と工学部からなる、歴史のある国立大学です。
知能情報システム工学科が属している工学部は、小金井キャンパス(東京都小金井市)にあります。

大学を見学したいのですが

工学部説明会、キャンパスツアーなどを開催しています。詳しくは「入試情報:説明会」のページをご覧ください。

東京農工大学はどこにあるのですか?

東京農工大の工学部は小金井キャンパス(小金井市)にあります。最寄駅はJR中央線の東小金井駅で、駅からは徒歩8分です。東小金井駅は新宿駅から約20分、東京駅から約35分、いずれも乗換無しでアクセスは抜群です。(農学部は府中キャンパスにあります)

都心に近いと、環境が悪くはないですか?

小金井キャンパスは、閑静な住宅街の中にある緑あふれる豊かなキャンパスで、まさに大学生活を送るには理想的な環境です。

学習について

いま現在、コンピューターに対する知識がありません

全く問題ありません。毎年、ゼロからスタートする人が大勢います。大事なのは、新しいことを学ぶ情熱と、好奇心です。

コンピュータ関係以外に、どのような授業を受けられますか?

工学部の大学生として必要な数学、物理学はもちろんのこと、英語、第二外国語、体育、さらには一般的に言うところの教養科目などがあります。また、レポートの書き方、プレゼンテーションの仕方などを学ぶ授業もあり、大学生としての教養・技術力を身につけることができます。

コンピュータ関連の設備について教えてください

学内には無線LANが敷設されていて、学生全員にwebメールのアカウントが配布されます。また、知能情報システム工学科では教員から学生への連絡は、基本的に電子掲示板システムで行われます。この電子掲示板は携帯電話からも閲覧可能で、家からレポートを提出したりすることもできます。

実験・演習というのは何をするのですか?

東京農工大の知能情報システム工学科では、単にコンピュータに関する知識を学ぶだけでなく、実際に物を作り、動かせる能力を重要視しています。実験・演習とは、この方針に基づいて、実際に問題を解いたり、コンピュータのプログラミングを行ったりする、手を動かす形の授業のことをいいます。

授業についていけるでしょうか

講義内容をしっかりと理解してもらうために、プログラミングの初歩を学ぶ授業などは、1学年を3つのクラスに分けて少人数授業を行っています。また実習型の授業では、大学院生によるティーチングアシスタントが数人つくため、わからなくなったらいつでも質問が可能です。さらに、専門科目の学習にスムーズに入っていけるように、1年生の前期には、少人数で教員の個別指導を受ける「工学基礎実験」を設けています。

高専から編入学した場合に、一般の学生と何か違いはありますか?

編入学後は学部3年生からスタートします。学部1、2年で取得する単位の大部分は、高専で取得した単位で振り替えることができます。編入生と一般の学生の間で大きな違いはありません。

卒業研究とはなんですか?

大学4年生の1年間を通して、指導教員の個別指導の下、各自がそれぞれ独自のテーマを持って取組む研究のことです。卒業研究をまとめた卒業論文を提出することで、晴れて卒業となります。それぞれテーマは違っても、”Something New”の心意気は皆おなじです。

研究室とは何ですか?

大学4年生になって卒業研究に取り組むときには、一人の教員に、通常4〜5人の4年生が配属されて指導を受けます。このグループを「研究室」と言います。研究室にはそれぞれ専用の部屋があって、皆さんが使う専用のオフィス机やコンピュ−タ、実験装置などがあります。大学院生の先輩も一緒です。「大学生活」や「環境」のページの写真も見てください。

実験は夜遅くまでありますか?

工学部ですので、卒業研究や実験で遅くなりこともあります。夜間は、不審者が入らないように建物のセキュリティが強化され、学生は一人一人に与えられたIDカードで出入りするため、安心して取り組むことができます。

留学できますか?

学生の国際交流と留学サポートのために設立された「東京農工大学国際センター」があり、さまざまな留学プログラムの実施や、留学に関する相談をしています。
そして、世界中に約90の姉妹校協定締結校があります。国際交流のページも参考にしてください。
留学とは違いますが、卒業研究や大学院の研究内容を国際会議で英語発表する機会もあります。また、キャンパスには海外からの留学生が多いので、友達になるのもいいでしょう。

農工大では農学を勉強することになるのですか?

工学部の学生が卒業のために農学を勉強する必要はありません。ただ、東京農工大学では、工学も農学も、人と自然と科学技術の共生を実現するための学問の一部と捉えて、より広い共生科学技術の視点で研究や教育に取り組んでいます。

入試について

2次試験の入試は、どの科目を受ければいいのですか?

前期日程では、数学、英語、理科(物理と「化学、生物から1科目」の2科目)を受験することになっております。
後期日程では、数学、英語、理科(物理のみ)です。

受験科目によって有利・不利がありますか?

有利・不利がないよう配慮しています。

浪人生なのですが、大学に入学した後、現役生と何か違いがありますか?

一切関係ありません

推薦入試を受けて、もし不合格だった場合、一般入試に何か不利になりますか?

一切関係ありません

前期入試で合格するのと、後期入試で合格するのでは、入学後に何か違いがありますか?

一切関係ありません

3年次編入学に向けてアドバイスがあれば教えて下さい

第二外国語(ドイツ語、フランス語、中国語など)も単位認定できますので、高専等で履修しておくことが望ましいです。

生活について

いま家にパソコンがないのですが、入学までに買う必要はありますか?

東京農工大学では、平成28(2016)年度から各自の端末持ち込み(BYOD:Bring Your Own Device)化を実施し、各自がノートPCを用意して講義演習等で使用する形態となっています。詳細は以下のページを参照してください。
https://sites.google.com/a/go.tuat.ac.jp/imc/home/info-system0/byodspec2016

※原則として各自がノートPCを用意することをお勧めしますが、事情により準備できない場合には、台数は限られていますが、PCの無料貸し出しサービスもあります。入学後に問い合わせてください。

一人暮らしにはいろいろと不安があるのですが…

学内には保健センターがあり、体調が悪くなったときはもちろんのこと、メンタルな部分のカウンセリングまで専門の医師やカウンセラが親身に相談にのってくれます。また、学生生活委員の先生に相談・面会することもできます。もちろん、プライバシーは厳守されます。

東京での一人暮らしはお金がかかりませんか?

下宿をする場合、実家から通うよりお金がかかるのは確かです。ただ、生活費は学食などを利用すればそれほどかさむ事はないと思います。奨学金制度やアルバイトをうまく活用している学生が多いようです。

一人暮らしの学生は多いですか?どの辺に住んでいるのでしょうか?

地方から出てきて一人暮らししている学生はたくさんいます。農工大のまわりは住宅地のため、多くの学生が大学周辺に住んでいます。また、学生寮が工学部のキャンパス内にあります。

部屋探しが不安です

東小金井駅や武蔵小金井駅の周辺に不動産会社が多数あり、農工大生協でも紹介しています。参考にしてください。

工学部に運動場はありますか?

あります。野球部とアメフト部が練習できる大きな運動場に加えて、フットサルができる運動場やテニスコート等があり、気分転換に身体を動かすことができます。

サークル活動には、どのようなものがありますか?

たくさんのサークル活動があり、そのうちの一部は東京農工大学ホームページにも載っています。もちろんこれ以外にも、いろいろな種類のサークルがあります。

サークル活動、アルバイト等との両立は可能ですか?

もちろん勉強がおろそかになっては困りますが、たくさんの先輩が、上手にバランスをとりながらサークルやアルバイト活動を行い、充実した大学生活を送っています。いろいろな人と交流ができることも、大学生活の大きな魅力の一つです。

工学部と農学部の交流は盛んですか?

キャンパスが離れているため、頻繁な交流はありません。しかし、サークル活動で、両方の学生が参加しているものがいくつもあります。交流を深めたい人は、そういったサークル活動に参加してみるのもいいかも知れません。

夏休みや冬休みはありますか?

あります。帰省する人、アルバイトする人、資格を取るための勉強をする人、中には語学留学する人もいます。

将来について

コンピュータに興味はあるのですが、就職は別のことに興味があります

知能情報システム工学科はコンピュータの操作だけを教えているわけではありません。しかし、将来どのような職業についたとしても知能情報システム工学科で学んだコンピュータに関する技術が役に立ちこそすれ、決して無駄にはならないでしょう。

知能情報システム工学科を卒業した後、いわゆる「文系就職」は可能ですか?

推薦枠がある企業より就職活動が大変になるのは確かですが、いわゆる文系就職をしている先輩はたくさんいます。

大学院に進学する人はどのくらいいるのですか?

知能情報システム工学科になる前の旧学科の状況となりますが、卒業する学生のうち、約70%が大学院へ進学します。動機は、卒業研究が面白くてもっと研究したいというものから、より専門的な職業に就くための知識や技術を得たいというものまで様々です。
また、2013年度に、修士課程と博士課程の5年間を統合したリーディング大学院が設立されました。入学には審査がありますが、返済義務のない奨学金給付や無償の海外留学といった多くの特典があります。

就職状況はどうですか?

知能情報システム工学科になる前の旧学科の状況となりますが、先輩たちの活躍により、東京農工大の情報工学科と電気電子工学科は社会で高く評価されています。その結果として、多数の企業に推薦枠があり、就職率は毎年ほぼ100%です。

その他

資格はとれますか?

中学・高校の「数学」および高校「情報」の教諭第1種免許を取得するための教職課程が設けられています。また、工学部にある繊維博物館での実習などにより、博物館学芸員資格を取得することができます。その他にも、様々な情報に関する授業を通して得られる知識は、情報処理技術者の資格習得に役立ち、多くの先輩たちが同資格を取得しています。